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日経平均VIは上昇、ウクライナ情勢緊迫化で警戒感高まる

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+2.05(上昇率7.88%)の28.07と上昇している。なお、今日ここまでの高値は28.69、安値は27.20。

引き続き、ウクライナ情勢をにらみながら市場心理が揺れる状況となっている。そうした中、今日は、プーチン露大統領が、ウクライナ東部の親ロシア派が実効支配する地域の独立を承認し、ロシア軍を派遣する方針を決めたと伝えられ、緊張感が一段と高まり、東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は軟調な展開となり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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