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2月22日のNY為替概況

 22 日のニューヨーク外為市場でドル・円は115円24銭まで上昇後、114円88銭まで反落し、引けた。
米住宅価格指数や消費者信頼感指数、製造業・サービスPMI速報値が予想を上回ったことを受けたドル買いやロシアがウクライナ分離派支配地域への派兵を受けた緊張の高まりに伴う質への逃避のドル買いが優勢となった。その後、ロシアが大使館員のウクライナ出国を指示したとの報道を受けて、ロシアのウクライナ本格侵攻を警戒し株安に連れたリスク回避の円買いも強まり反落。

ユーロ・ドルは1.1353ドルから1.1321ドルまで下落して、引けた。ウクライナ情勢の緊迫化による欧州への影響が特に懸念されユーロ売り材料となった。

ユーロ・円は130円77銭まで上昇後、130円20銭まで反落。ポンド・ドルは1.3539ドルまで下落後、1.3605ドルまで反発した。

ドル・スイスは0.9182フランから0.9228フランまで上昇した。

【経済指標】
・米・2月リッチモンド連銀製造業指数:1(予想:10、1月:8)
・米・2月消費者信頼感指数:110.5(予想:110.0、1月:111.1←113.8)
・米・2月製造業PMI速報値:57.5(予想:56.0、1月:55.5)
・米・2月サービス業PMI速報値:56.7(予想:53.0、1月:51.2)
・米・2月総合PMI速報値56.0(予想52.5、1月:51.1)
・米・12月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+18.56%(予想:+18.10%、11月:+18.35%←+18.29%)
・米・12月FHFA住宅価格指数:前月比+1.2%(予想:+1.0%、11月:+1.2%←+1.1%)

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