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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は8日ぶりに反発、アジア市場の上昇

【ブラジル】ボベスパ指数 113141.94 +1.39%
25日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1550.07ポイント高(+1.39%)の113141.94で取引を終了した。110673.3から113141.9まで上昇した。

売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。ロシアとウクライナが停戦交渉に入るとの期待が好感され、買い戻しが優勢。また、海外株高も買い安心感を与えた。国内では、政権交代に対する期待が高まっていることなどが指数をサポートした。

【ロシア】MOEX指数 2470.48 +20.04%
25日のロシア株式市場は急反発。主要指標のMOEX指数は前日比412.36ポイント高(+20.04%)の2470.48で取引を終了した。2256.09から2552.46まで上昇した。

高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。ロシアとウクライナが停戦交渉に入るとの期待が高まっていることが支援材料。また、最近の急落で売られ過ぎ感も強い。このほか、欧米などの対ロ制裁がすでに織り込まれている上、予想より軽いとの見方もサポート材料となった。

【インド】SENSEX指数 55858.52 +2.44%
25日のインドSENSEX指数は8日ぶりに反発。前日比1328.61ポイント高(+2.44%)の55858.52、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同410.45ポイント高(+2.53%)の16658.40で取引を終えた。

買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、アジア市場の上昇を受けてインド株も買いが広がった。また、成長予想の上方修正も好感された。

【中国本土】上海総合指数 3451.41 +0.63%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.45ポイント高(+0.63%)の3451.41ポイント(上海A株指数は0.63%高の3617.17ポイント)と反発した。

中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国では来週末の3月5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。景気テコ入れに向け、各種の方針が打ち出される見通しだ。もっとも、上値は限定的。ウクライナ情勢の不透明感が根強い中、世界経済の混乱も警戒されている。

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