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金は調整局面の可能性も サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週の金について『金は調整局面の可能性も』と述べています。

続けて、『24日のアジア時間に、ロシアがウクライナでの軍事作戦決行を発表したことで、リスクオフモードが高まり、安全資産である金が買われて一時1976.50ドルと2020年9月中旬以来の高値まで上昇した』と伝え、『しかし、その後は利益確定の売りに押され、25日未明には一時1878.60ドルまで下落した。1日の上下の振れは100ドル近くに迫り、ボラテリティの高い展開となった。JPX金もこれに連動して7269円と上場来の最高値を更新した後に6969円まで急落した。こちらの振れ幅は300円になった』と解説しています。

米国が発表した対ロシア追加制裁について、『輸出や金融関連など、一定程度想定された範囲にとどまっており、銀行決済取引網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」からの排除までは踏み込まなかったことで、過度なリスク警戒が後退した。これを受けて、NYダウが安値から大きく値を戻したため、金は売り戻されたようだ』と示唆しています。

陳さんは、『ウクライナを巡る地政学リスクはなかなか収まりようがないとみられるが、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ方針を強めた場合、金には重石となろう』と言及しています。

また、『ロシア軍の侵攻が拡大しなければ、マーケットの主眼はFRBの金融政策に移るだろう。その場合、金は調整局面を迎える可能性がある』と述べています。

こうしたことから、陳さんは、『JPX金はRSIが70%を2回越えておりダブルトップを形成しており、かなり買われ過ぎ感が強い。調整安の可能性は高いだろう。その場合、6900~7000円が目先の押し目ゾーンになりそうだ。』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の2月25日付「金は調整局面の可能性も」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

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