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東京為替:ドル・円は小じっかり、買い一服後も上昇基調

3日の東京外為市場でドル・円は小じっかり。ウクライナ情勢をにらんだ有事のドル買いの後退で、朝方に115円45銭まで下落。ただ、ドルには仲値にかけて国内勢が買いを強めたほか、米金融正常化への思惑から買いを集め、午後に115円75銭まで値を上げた。

・ユーロ・円は128円50銭から128円23銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.1123ドルから1.1090ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円115円70-80銭、ユーロ・円128円30-40銭
・日経平均株価:始値26,628.87円、高値26,704.85円、安値26,496.72円、終値26,577.27円(前日比184.24円高)

【要人発言】
・ドイツ国防省
「ウクライナに2700基の対空ミサイルを追加供給」
・レーンECB専務理事
「不利な供給ショックがあれば、インフレが目標水準に戻るまで長期間になる可能性」
・中川日銀審議委員
「ウクライナ問題、欧州経済の下押しを通じ間接的に日本経済へ影響しうる」
「YCCの下で強力な金融緩和を粘り強く続けることが物価目標の達成に必要」
「家計の値上げ許容度が高まり、物価がある程度上昇との見方の定着が必要」

【経済指標】
・豪・1月貿易収支:+128.91億豪ドル(予想:+90.50億豪ドル、12月:+83.56億豪ドル)
・中・2月財新サービス業PMI:50.2(予想:50.7、1月:51.4)
・スイス・2月消費者物価指数:前年比+2.2%(予想:+1.8%、1月:+1.6%)

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