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マザーズ指数は5日続落、前場買われるも続かず、メルカリなど軟調

 本日のマザーズ市場では、前場に買い優勢となる場面もあったが、後場になると失速した。前場は欧州各国の首脳がロシア産原油の禁輸に慎重な姿勢を示し、原油価格が下落したことを受け、市況関連株が売られるとともにグロース(成長)株に押し目買いが入った。ただ、後場は原油価格が再び強含んだことでグロース株にも売りが出た。なお、マザーズ指数は5日続落、売買代金は概算で1335.13億円。騰落数は、値上がり98銘柄、値下がり314銘柄、変わらず15銘柄となった。
 個別では、時価総額トップのメルカリが軟調で、ビジョナルやフリーは小安く引けた。売買代金上位ではサンバイオが9%超の下落。再生細胞薬の国内承認申請を受けて高く始まったものの、利益確定売りに押された。また、前日までサイバーセキュリティ関連銘柄として急騰していたGRCSもストップ安水準まで売られた。一方、FRONTEOやJTOWERはやや伸び悩みつつもプラスで引け。アスカネットは業績上方修正が好感されて急反発し、バンクオブイノベは新作ゲームへの期待から大幅に8日続伸した。

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