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後場の日経平均は671円安でスタート、レーザーテックやソフトバンクGが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;25019.09;-671.31
TOPIX;1790.85;-39.18

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比671.31円安の25019.09円と、前引け(25064.74円)から下げ幅を更に広げてスタート。ランチタイム中の225先物は24720円~24880円のレンジで後半にかけて弱含みで推移。なお、225先物は限月交代により日経平均から配当落ち分の230~240円程を差し引いた水準となっている。ドル・円は1ドル=116.30-40円と朝方から10銭程円安水準での動き。アジア市況は総じて崩れており、上海総合指数が2%超の下落率、香港ハンセン指数は3%強の下落率となっている。ロシアとウクライナの外相会談で目立った進展が見られなかったことで、ウクライナ情勢を巡る先行き不透明感は一段と増した。さらに、欧州中央銀行(ECB)は前日の定例理事会で量的緩和策の縮小ペースを加速させるなどタカ派的な政策決定を行った。加えて、米2月消費者物価指数(CPI)が約40年ぶりの過去最高の伸びを見せたことでインフレ高進懸念も高まっている。来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、週末要因も相まって手仕舞い売りなどが膨らむなか後場の日経平均は25000円を割り込んできている。

 セクター別では輸送用機器、精密機器、電気機器などが下落率上位に並んでいる一方、鉱業、石油・石炭製品、水産・農林業などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック、ソフトバンクG、リクルートHD、TDK、キーエンス、日本電産、トヨタ自などが大幅に下落。一方、三菱UFJ、KDDI、INPEX、三菱商事などが堅調。

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