3月22日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり188銘柄、値下がり33銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は大幅に6日続伸。日本の連休中、米国市場ではNYダウが18日、21日と合わせて70ドルあまり上昇した。また、日米の金融政策を巡る方向性の違いから、為替市場では円安が進行。連休明けの東京市場では主力大型株を中心に円安を好感した買いが先行し、日経平均は263円高からスタートした。さらに、円相場が2016年以来6年ぶりに1ドル=120円台まで下落するとともに日経平均も上げ幅を広げ、前場中ごろを過ぎると一時27284.47円(前週末比457.04円高)まで上昇した。
大引けの日経平均は前週末比396.68円高の27224.11円となった。終値としては2月17日以来の高値となる。東証1部の売買高は15億3323万株、売買代金は3兆4261億円だった。業種別では、鉱業、保険業、卸売業が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、海運業、空運業、食料品など5業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の52%、対して値下がり銘柄は44%となった。
値上がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約39円押し上げた。同2位はKDDIとなり、ダイキン、ソフトバンクG、ファナック、ファーストリテ、NTTデータなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはキッコーマンとなり1銘柄で日経平均を約20円押し下げた。同2位はエムスリーとなり、中外薬、バンナムHD、日清粉G、積水ハウス、イオンがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 27224.11(+396.68)
値上がり銘柄数 188(寄与度+436.41)
値下がり銘柄数 33(寄与度-39.73)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 59480 1120 +39.47
KDDI 4114 102 +21.57
ダイキン 22960 600 +21.15
ソフトバンクG 5056 95 +20.09
ファナック 21340 470 +16.57
ファーストリテ 60650 440 +15.51
NTTデータ 2364 80 +14.10
アドバンテ 9100 190 +13.39
三菱商 4592 296 +10.43
TDK 4090 95 +10.04
テルモ 3783 63 +8.88
コナミHD 7300 230 +8.11
東京海上 7513 420 +7.40
三井物 3332 198 +6.98
京セラ 6692 95 +6.70
デンソー 7626 180 +6.34
オムロン 8255 178 +6.27
アステラス薬 1945.5 35.5 +6.26
富士フイルム 7428 176 +6.20
トヨタ 2055 35 +6.17
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
キッコーマン 8050 -580 -20.44
エムスリー 4187 -64 -5.41
中外薬 3997 -28 -2.96
バンナムHD 8879 -49 -1.73
日清粉G 1734 -32 -1.13
積水ハウス 2402 -31 -1.09
イオン 2629 -25.5 -0.90
郵船 12170 -230 -0.81
ニチレイ 2441 -37 -0.65
大塚HD 4148 -18 -0.63
TOTO 4910 -30 -0.53
サイバー 1478 -18 -0.51
明治HD 6700 -50 -0.35
太陽誘電 5310 -10 -0.35
NEC 5000 -90 -0.32
東急 1637 -15 -0.26
キリンHD 1816 -7 -0.25
東宝 4735 -70 -0.25
塩野義 7465 -7 -0.25
ヤマトHD 2309 -5 -0.18