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マザーズ指数は大幅反発、米ナスダック高が支援、エッジテクノロジーがストップ高

 本日のマザーズ指数は26.76pt高の752.72ptと大幅反発。22日の米株式市場でNYダウは反発。スポーツ用品ブランドのナイキの好決算を好感した買いや金利高の恩恵を受ける銀行セクターの上昇が相場をけん引。ハイテク株の買い戻しも継続し、ナスダック総合指数は大幅反発。米グロース(成長)株高の流れを引き継いでマザーズ指数は12.25pt高の738.21ptでスタート。香港ハンセン指数の連日の大幅高などを背景に日経平均が急伸したことで個人投資家心理も改善し、マザーズ主力銘柄の買い戻しに繋がったもよう。一方、米10年物国債利回りが2年10カ月ぶりの高値水準を更新し続けるなか、金利先高観に対する警戒感もくすぶり、午前の早い段階で付けた760.56pt(34.60pt高)をこの日の高値にその後はじりじりと上げ幅を縮小する動きとなった。なお、売買代金は概算で1629.49億円。騰落数は、値上がり350銘柄、値下がり63銘柄、変わらず12銘柄となった。
 個別では、共同研究先の東北大学が日本医療研究開発機構(AMED)に申請した革新的がん医療実用化研究事業が採択されたと発表したレナサイエンスが急伸したほか、住宅型有料老人ホーム運営のノーザリーライフケアを連結子会社化した日本ホスピスが買われた。また、Financial Timesなどが主催する「アジア太平洋地域における急成長企業ランキング2022」で上位500社内にランクインしたPSSやAI insideが大幅高。そのほか、新規AI創薬システムによるドラッグマイニング事業を開始したFRONTEOも上昇した。主力株でははBASEやメルカリ、ウェルスナビ、JTOWER、HENNGEなどが大幅に上昇。直近IPOのエッジテクノロジーはストップ高まで買われた。一方、新株予約権の発行を発表したイノベーションが大幅に下落。売買代金上位ではエフ・コード、そーせいグループ、インパクト、ペルセウスなどが下落した。

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