マザーズ指数は大幅続落、後場はこう着感強まる、メンタルヘルスTは堅調な初値

　本日のマザーズ指数は大幅続落となった。下落して始まったマザーズ指数は、寄り付き後もそのまま下げ幅を拡大。735pt付近で踏ん張りを見せると740ptまでのレンジで前場はもみ合う展開に。ただし、後場は735ptを挟んでの小動きとなりこう着感が強まった。なお、マザーズ指数は大幅続落、売買代金は概算で1202.19億円。騰落数は、値上がり66銘柄、値下がり351銘柄、変わらず10銘柄となった。
　個別では、直近IPO銘柄のエッジテクノロジーがマザーズ売買代金トップにランクイン。直近IPO銘柄ではエッジテクノロジーの他、BeeX、イメージマジックなどに対する物色が活発だった。その他、グローバルウェイ、コアコンセプト・テクノロジー、アスタリスク、アドベンチャー、インターファクトリーなどが買われた。一方、7％安のメルカリを筆頭にHENNGE、FRONTEO、BASE、フリー、弁護士ドットコム、そーせいなどマザーズの主力処の下げが目立っていた。また、主要顧客であるエルピオが電力小売事業「エルピオでんき」のサービス提供を停止すると発表したことで、エネチェンジもストップ安で上場来安値更新。その他、リボミック、ミンカブ、Pアンチエイジ、バンクオブイノベなどが売られた。
　なお、本日マザーズ市場に新規上場したメンタルヘルスTは、公開価格（630円）を39.7％上回る880円と堅調な初値形成になった（初値形成時の出来高は96万6400株）。