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NY為替:米長期金利低下を意識してドル反落

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円29銭から127円46銭まで反落し、127円91銭で引けた。全米不動産協会(NAR)が発表した3月中古住宅販売件数が前月から減少し、2020年5月来で最低となったほか、米20年債入札の強い結果に利回りが低下したためドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.0820ドルから1.0866ドルまで上昇し、1.0849ドルで引けた。ラトビア中銀のカザークス総裁が欧州中央銀行(ECB)の顕著なインフレリスクがあり、7月利上げもあり得るとするタカ派発言を受け、ユーロ買いが優勢となった。
ユーロ・円は138円40銭から138円86銭まで上昇した。欧日金利差拡大観測に円売りに底堅い展開。ポンド・ドルは1.3030ドルから1.3071ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9492フランから0.9460フランまで下落した。

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