5月13日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり174銘柄、値下がり49銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は大幅反発。12日の米株式市場でNYダウは6日続落。高インフレや米金融引き締め加速による景気後退懸念などを背景に終日軟調に推移。不透明感が強く荒い展開が続くなか、値ごろ感からハイテク株が買われ、ナスダック総合指数は小幅ながら反発。米株市場はまちまちだったが、前日に500円近く下落していた日経平均は買い戻しが先行し170.08円からスタート。5月限オプション取引に係る特別清算指数（SQ）は25951.24円で、これを早々に上回ったことで買い戻しが強まった。また、米長期金利が低下するなか、値がさのハイテク株の大幅高が押し上げ役となり、寄り付きから値を切り上げる展開が続いた。午後は買い戻しが一服し伸び悩んだが、時間外取引のナスダック100先物が上昇していたことが支えとなり、そのまま高値圏での推移が続いた。
大引けの日経平均は前日比678.93円高の26427.65円となった。東証プライムの売買高は16億4818万株、売買代金は3兆5923億円だった。セクターでは石油石炭、精密機器、金属製品などを筆頭にほぼ全面高となり、パルプ・紙、鉱業、電気・ガスの3業種のみが下落した。東証プライムの値上がり銘柄は全体の85％、対して値下がり銘柄は14％となった
値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約115円押し上げた。同2位は東エレクとなり、ファーストリテ、リクルートHD、オリンパス、テルモ、アドバンテなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはセコムとなり1銘柄で日経平均を約36円押し下げた。同2位はNTTデータとなり、トレンド、カシオ計算機、コムシスHD、ダイキン、住友不がつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 26427.65(+678.93)
値上がり銘柄数 174(寄与度+795.39)
値下がり銘柄数 49(寄与度-116.46)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 5040 549 +115.76
東エレク 56990 2990 +105.08
ファーストリテ 58780 2490 +87.51
リクルートHD 4556 293 +30.89
オリンパス 2755 215.5 +30.29
テルモ 3953 194 +27.27
アドバンテス 8560 340 +23.90
ファナック 19830 630 +22.14
エムスリー 3744 222 +18.72
TDK 4135 125 +13.18
KDDI 4247 60 +12.65
第一三共 3302 119 +12.55
信越化 17995 335 +11.77
コナミHD 7800 320 +11.25
ソニーG 11100 310 +10.89
ネクソン 3065 151 +10.61
日揮HD 1765 300 +10.54
キッコマン 7380 260 +9.14
京セラ 6978 122 +8.57
オムロン 7123 235 +8.26
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
セコム 8286 -1046 -36.76
NTTデータ 1894 -156 -27.41
トレンド 6860 -270 -9.49
カシオ計 1157 -186 -6.54
コムシスHD 2555 -122 -4.29
ダイキン工 20475 -105 -3.69
住友不 3303 -89 -3.13
大塚HD 4316 -80 -2.81
三井物産 3080 -63 -2.21
荏原製 5540 -300 -2.11
ニコン 1408 -52 -1.83
住友ファーマ 1209 -44 -1.55
キヤノン 3165 -29 -1.53
コニカミノルタ 442 -43 -1.51
ヤマトHD 2393 -34 -1.19
王子HD 543 -33 -1.16
クボタ 2259 -28.5 -1.00
エプソン 1918 -14 -0.98
旭化成 1030.5 -28 -0.98
資生堂 5255 -24 -0.84