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個別銘柄戦略:双日や川崎汽船などに注目

先週末20日の米株式市場でNYダウは8.77ドル高の31261.90、ナスダック総合指数は33.88pt安の11354.62、シカゴ日経225先物は大阪日中比55円安の26715円。米株市場で方向感に乏しい展開が続くなか、東京市場でも物色動向が定まらなさそうだ。こうした中、市場の最大の関心事であるインフレに対して耐性のある銘柄に買い安心感からの物色が向かいそうだ。具体的にはINPEXや石油資源開発などの鉱業株のほか、三菱商事、双日などの商社株が好まれやすいだろう。また、中国景気の後退懸念が緩和されつつあるなか、荷動きの回復への連想が生まれやすく、かつ他業種に比べて積極的な株主還元への評価が高い郵船、商船三井、川崎汽船などの海運株にも買いが入りそうだ。一方、米長期金利の低下を映して三菱UFJや第一生命HDなどの金融関連は軟調が予想される。

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