5月26日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり115銘柄、値下がり108銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は3日続落。25日の米株式市場でNYダウは191ドル高と4日続伸。連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表され、想定通りの内容だったことで安心感が広がり、引けにかけて上げ幅を拡大した。足元で売りが強まっていたハイテク株にも買いが入り、ナスダック総合指数は+1.51%と反発。こうした流れを引き継いで日経平均は7.22円高からスタートすると、朝方は買いが先行し、一時220円高まで上昇。しかし、時間外取引のナスダック100先物が軟化するのに伴い、日経平均も次第に弱含み、前場中ごろには一時マイナスに転じた。アジア市況の下げ渋りや為替の円安進行を背景に後場は持ち直して始まったものの、ナスダック100先物が下げ幅を広げたこともあり、再び下落に転じ、大引けかけて下げ幅を広げる展開となった。
大引けの日経平均は前日比72.96円安の26604.84円となった。東証プライムの売買高は10億8581万株、売買代金は2兆7142億円だった。セクターでは非鉄金属、電気機器、精密機器などが下落率上位に並んだ一方、空運、陸運、輸送用機器などが上昇率上位となった。東証プライムの値下がり銘柄は全体の39%、対して値上がり銘柄は56%となった。
値下がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約49円押し下げた。同2位はアドバンテとなり、ファナック、信越化、エムスリーテルモ、中外薬などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約13円押し上げた。同2位はKDDIとなり、ファーストリテ、トヨタ、アステラス薬、デンソー、オリンパスがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 26604.84(-72.96)
値上がり銘柄数 115(寄与度+111.39)
値下がり銘柄数 108(寄与度-184.35)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 5164 62 +13.07
KDDI 4606 58 +12.23
ファーストリテ 59820 240 +8.43
トヨタ自 2082 38.5 +6.77
アステラス薬 2036 34 +5.97
デンソー 7560 146 +5.13
オリンパス 2716 27 +3.80
TDK 4310 25 +2.64
バンナムHD 9570 65 +2.28
アサヒ 4245 62 +2.18
三井不 2840.5 60 +2.11
ヤマハ 5170 60 +2.11
ソニーG 11265 60 +2.11
ブリヂス 5041 57 +2.00
キヤノン 3220 33 +1.74
住友不 3444 46 +1.62
SUBARU 2124.5 46 +1.62
ホンダ 3128 22 +1.55
東京海上 7139 83 +1.46
川崎船 10240 410 +1.44
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 57280 -1400 -49.20
アドバンテス 8220 -310 -21.79
ファナック 20370 -455 -15.99
信越化 17480 -245 -8.61
エムスリー 3703 -93 -7.84
テルモ 4101 -54 -7.59
中外薬 3445 -62 -6.54
太陽誘電 4950 -150 -5.27
村田製 7901 -154 -4.33
オムロン 7069 -94 -3.30
ダイキン工 19365 -80 -2.81
日産化 7170 -80 -2.81
大塚HD 4356 -71 -2.50
キッコマン 6620 -70 -2.46
三菱電 1363.5 -59 -2.07
エーザイ 5272 -52 -1.83
ディーエヌエー 1816 -170 -1.79
日東電 9030 -50 -1.76
協和キリン 2675 -50 -1.76
ヤマトHD 2203 -47 -1.65