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日経VI:小幅に上昇、株価をにらみながらの動き

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は7日、前日比+0.06(上昇率0.31%)の19.41と小幅に上昇した。なお、高値は19.84、安値は19.22。今日の東京株式市場は、取引開始後の売買一巡後は日経225先物が次第に底堅い動きとなり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、朝方上昇して推移した日経VIは低下に転じる場面もあった。ただ、取引終了にかけては日経225先物が売りに押される動きで、やや警戒感が広がる展開となり、日経VIは株価をにらみながら、昨日の水準を小幅に上回った水準で本日を終えた。
【日経平均VIとは】

日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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