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6月10日のNY為替概況

 
 10日のニューヨーク外為市場でドル・円は134円39銭まで上昇後、一時133円52銭まで反落も戻し、引けた。

米5月の消費者物価指数(CPI)が予想外に拡大し40年ぶり最大の伸びを記録したため、一部では、6月の0.75%の利上げ予想も浮上したほか、9月の0.5%の利上げ予想を一段と強め、ドル買いが優勢となった。その後、米6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が過去最低に落ち込んだため伸び悩んだ。
  

ユーロ・ドルは1.0585ドルから1.0506ドルまで下落し、引けた。

  

ユーロ・円は141円87銭から140円80銭まで下落。米5月CPIや6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値の悪化でリスク回避の円買いが加速した。

 
ポンド・ドルは1.2450ドルから1.2310ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.9822フランから0.9898フランまで上昇した。
  

[経済指標]
・米・5月消費者物価指数:前年比+8.6%(予想:+8.3%、4月:+8.3%)
・米・5月消費者物価コア指数:前年比+6.0%(予想:+5.9%、4月:+6.2%)
・米・5月消費者物価指数:前月比+1.0%(予想:+0.7%、4月:+0.3%)
・米・5月消費者物価コア指数:前月比+0.6%(予想:+0.5%、4月:+0.6%)
・米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:50.2(予想:58.1、5月:58.4)
・米・6月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:5.4%(5月:5.3%)
・米・6月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.3%(5月:3.0%)
・米・5月財政収支:-662億ドル(予想:-1365億ドル、21年5月:-1319.53億ドル)

  

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