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個別銘柄戦略:武田薬品やサッポロHDなどに注目

16日の米株式市場でNYダウは741.46ドル安の29927.07、ナスダック総合指数は453.06pt安の10646.10、シカゴ日経先物は大阪日中比830円安の25600円。為替は1ドル=132.60-70円。スイス中央銀行の予想外の利上げを受けて、世界的な金融引き締めが改めて警戒材料となるなか、前日の欧米市場ではリスク回避の動き一色。ハイテク・グロース株を中心に全面安となっており、東エレク、ソフトバンクG、リクルートHD、エムスリーなどのほか、SHIFT、ラクス、Sansanなどの中小型グロース株を筆頭に売りが先行しよう。また、景気後退懸念も根強く、信越化学、クボタ、AGC、日本製鉄なども下落しよう。円高進行や生産計画の引き下げが伝わっているトヨタ自を中心にデンソーなど輸送用機器も冴えない展開を強いられるだろう。一方、武田薬品や第一三共、味の素、ヤクルト本社などのディフェンシブ系は相対的に堅調に推移しよう。また、値上げが伝わっているサッポロHD、Jオイルなども好感されそうだ。

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