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後場の日経平均は41円安でスタート、商船三井や信越化などが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26108.54;-41.01
TOPIX;1851.39;-1.26

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比41.01円安の26108.54円と、前引け(26146.71円)から下げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は26030円~26130円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=135.40-50円と午前9時頃と比べて60銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況では上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って堅調推移。後場の日経平均は引けにかけて大きく失速した前場の流れを引き継いで下げ幅を広げて始まった。目新しい材料は観測されていないが、金融当局による積極的な引き締めが景気後退を招くとの懸念が根強く、資源関連株や景気敏感株を中心に持ち高を粛々と削減する動きが出ているもよう。日経平均は後場の寄り付き直後一時26100円割れ寸前まで下げたが、その後は持ち直し、再びプラスに転じるなど方向感に欠ける動きとなっている。

 セクターでは空運、保険、陸運が上昇率上位となっている一方、海運、鉱業、非鉄金属が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では東芝、NTT、東京海上、ソフトバンクG、ファーストリテが大幅に上昇。一方、郵船、商船三井、川崎汽船、塩野義、信越化、INPEX、三菱重、大阪チタ、ダブル・スコープが大幅に下落。東エレク、トヨタ自、ソニーG、日本製鉄なども軟調。

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