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日経平均は75円安でスタート、リクルートHDやSUMCOなどが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26795.68;-75.59
TOPIX;1885.52;-1.90

[寄り付き概況]
 28日の日経平均は75.59円安の26795.68円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は反落。ダウ平均は62.42ドル安の31438.26ドル、ナスダックは83.07ポイント安の11524.55で取引を終了した。5月耐久財受注速報値や5月中古住宅販売成約指数の良好な結果を好感した買いに、寄り付き後、上昇。2年債、5年債入札の低調な結果を受けて、金利が上昇するとハイテク中心に売られ、主要株式指数は下落に転じた。四半期末を控えた調整色も強い中、引けにかけて下げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場はやや売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなったことに加え、日経平均が昨日までの3営業日続伸で700円を超す上げとなったことから短期的な利益確定売りも出やすかった。一方、外為市場で1ドル=135円40銭前後と昨日15時頃に比べ50-60銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場の輸出株などの株価下支え要因となった。また、今日は6月期末配当の権利付き最終売買日で、配当狙いの買い需要が見込まれるとの指摘もあり、寄り後、日経平均は上げに転じた。今日はM&A総合研究所、ヌーラボが東証グロースに上場した。

 セクター別では、化学、サービス業、精密機器、小売業、パルプ・紙などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、海運業、非鉄金属、鉄鋼などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD、SUMCO、信越化、花王、日本電産、小林製薬、ダブル・スコープ、ファナック、ソフトバンクG、キーエンス、KDDI、ソフトバンク、レーザーテック、東エレクなどが下落。他方、しまむら、レノバ、三菱自、ベイカレント、INPEX、大阪チタ、川崎汽船、三商船三井、三井物産、東電力HD、NTTなどが上昇している。

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