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個別銘柄戦略:ネクステージやオービックなどに注目

前日の米株式市場は独立記念日で休場。欧州株式市場では英FTSE100や仏CAC40などが上昇した一方、独DAXは軟調。為替は1ドル=135.80-90円。全体的に手掛かり材料難ではあるが、WTI原油先物価格が1バレル=110ドル台を回復してきたことで、INPEXや石油資源開発、三井物産などに買いが入りそうだ。材料どころでは、6月既存店売上が前年比でプラスとなったアダストリア、Uアローズ、すかいHDが堅調に推移しよう。ファーストリテの6月既存店売上は3カ月ぶりに前年比マイナスとなったが、昨年6月に実施されたセールが、今年は開始日が5月に前倒しされた影響が大きく、感謝祭の影響を除くと前年同月を上回る水準だった。一方で客単価は前年比プラス傾向が続いており、総じてポジティブに捉えられよう。ほか、第2四半期決算が好調で通期計画も上方修正されたネクステージ、5日から2年半ぶりに「夕方パス」の販売を再開するOLC、22年3月第1四半期の営業利益が前年同期比15%増になったもようとの観測報道が伝わっているオービックも好感されそうだ。一方、既存店売上が冴えなかった良品計画、ライトオン、22年5月期の通期計画が市場予想を下回ったクスリのアオキは売りが優勢となりそうだ。

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