7月6日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり41銘柄、値下がり182銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は3日ぶり反落。5日の米株式市場でダウ平均は129ドル安と反落。深刻な景気後退懸念から欧州株安を引き継いで下落スタート。原油価格の急落もあり、ダウ平均は終日軟調に推移。ただ、米長期金利の大幅低下を背景にハイテク株に買いが入ったことで下げ渋った。ナスダック総合指数は+1.74％と続伸。欧州株の急落やダウ平均の下落を引き継いで日経平均は233.07円安からスタート。一時下げ渋る動きも見られたが、ダウ平均先物が下落に転じたことで再び売りが膨らみ、26000円割れを窺う水準まで下落。心理的な節目近くまで下落したことで午後は目先の売り一巡感が台頭し、今晩の米6月ISM非製造業景気指数や米連邦公開市場委員会（FOMC）議事録の公表を前に、短期筋の買い戻しから下げ渋った。ただ、アジア市況が大幅に下落するなか上値は重かった。
大引けの日経平均は前日比315.82円安の26107.65円となった。東証プライム市場の売買高は13億8915万株、売買代金は3兆0752億円だった。セクターでは鉱業、石油・石炭、保険が下落率上位となった一方、医薬品、精密機器、海運が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の70％、対して値上がり銘柄は28％となった。
値下がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約77円押し下げた。同2位は東エレクとなり、ダイキン、ファナック、トヨタ自、ソニーG、コナミGなどがつづいた
一方、値上がり寄与トップはエムスリーとなり1銘柄で日経平均を約15円押し上げた。同2位はエーザイとなり、キッコーマン、中外薬、トレンド、ネクソン、キーエンスがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 26107.65(-315.82)
値上がり銘柄数 41(寄与度+82.31)
値下がり銘柄数 182(寄与度-398.13)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
エムスリー 4264 180 +15.18
エーザイ 6167 342 +12.02
キッコマン 7600 200 +7.03
中外薬 3624 53 +5.59
トレンド 7140 130 +4.57
ネクソン 2900 65 +4.57
キーエンス 47970 1160 +4.08
味の素 3403 91 +3.20
花王 5694 90 +3.16
村田製 7377 83 +2.33
ヤマトHD 2252 53 +1.86
第一三共 3475 16 +1.69
キリンHD 2193.5 46 +1.62
富士フイルム 7463 40 +1.41
大塚HD 4935 39 +1.37
バンナムHD 10055 35 +1.23
太陽誘電 4400 35 +1.23
セコム 8556 29 +1.02
大和ハウス 3167 29 +1.02
安川電 4390 25 +0.88
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 68080 -2210 -77.67
東エレク 42020 -550 -19.33
ダイキン工 21555 -520 -18.27
ファナック 21090 -375 -13.18
トヨタ自 2058 -58.5 -10.28
ソニーG 10830 -275 -9.66
コナミG 7360 -270 -9.49
京セラ 6958 -129 -9.07
KDDI 4265 -39 -8.22
ソフトバンクG 5343 -35 -7.38
日立建機 2776 -208 -7.31
三菱商事 3784 -196 -6.89
豊田通商 4295 -175 -6.15
コマツ 2839 -173 -6.08
東京海上 7805 -333 -5.85
三井物産 2773.5 -160 -5.62
電通グループ 4055 -150 -5.27
デンソー 6877 -138 -4.85
塩野義薬 6853 -131 -4.60
住友鉱 3878 -244 -4.29