19日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり147銘柄、値下がり75銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は小幅続落。18日の米株式市場でダウ平均は19ドル高と小反発。利益確定売りが先行したが、予想外のプラスに改善した8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数を好感して買い戻しが強まった。ハイテク株も主要企業の良好な決算や長期金利の低下を受けて買い戻され、相場を後押し。引けにかけて主要株価指数は上昇に転じた。ナスダック総合指数は+0.21％と反発。日経平均は153.57円高と29000円を回復してスタート。しかし、寄り付き直後に29150.80円まで上昇した後はすぐに失速。29000円台で踏ん張る動きも見られたが、午前中ごろには同水準を割り込み、一時28900円近くまで下落する場面があった。その後は下げ渋ったが、戻りは鈍く、後場は狭い値幅の中でのもみ合いに終始した。
大引けの日経平均は前日比11.81円安の28930.33円となった。東証プライム市場の売買高は10億2240万株、売買代金は2兆3963億円だった。セクターでは医薬品、サービス、その他製品が下落率上位となった一方、石油・石炭、鉱業、パルプ・紙が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の35％、対して値上がり銘柄は59％となった。
値下がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約37円押し下げた。同2位は第一三共となり、ソフトバンクG、トレンド、リクルートHD、エムスリー、バンナムHDなどがつづいた
一方、。値上がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約23円押し上げた。同2位はソニーGとなり、オリンパス、京セラ、ホンダ、デンソー、エプソンなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 28930.33(-11.81)
値上がり銘柄数 147(寄与度+123.39)
値下がり銘柄数 75(寄与度-135.20)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 46600 680 +23.90
ソニーG 12000 250 +8.79
オリンパス 3070 55 +7.73
京セラ 7838 82 +5.76
ホンダ 3713 46 +3.23
デンソー 7927 80 +2.81
エプソン 2219 37 +2.60
キヤノン 3501 44 +2.32
セコム 9237 65 +2.28
村田製 7917 77 +2.16
フジクラ 985 61 +2.14
日揮HD 1792 61 +2.14
アドバンテス 8400 30 +2.11
ニコン 1638 50 +1.76
安川電 4850 50 +1.76
ネクソン 2909 24 +1.69
テルモ 4627 12 +1.69
日立建機 3020 45 +1.58
オムロン 7826 45 +1.58
キーエンス 57020 440 +1.55
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 85550 -1080 -37.95
第一三共 3965 -119 -12.55
ソフトバンクG 5764 -51 -10.75
トレンド 8720 -270 -9.49
リクルートHD 4915 -88 -9.28
エムスリー 4872 -92 -7.76
バンナムHD 10965 -155 -5.45
エーザイ 5932 -125 -4.39
中外薬 3800 -41 -4.32
塩野義薬 6900 -100 -3.51
任天堂 59910 -780 -2.74
日産化 7200 -60 -2.11
キッコマン 9100 -50 -1.76
コナミG 7500 -50 -1.76
NTTデータ 2085 -10 -1.76
電通グループ 4740 -50 -1.76
協和キリン 3090 -50 -1.76
武田薬 3816 -48 -1.69
大塚HD 4667 -46 -1.62
ダイキン工 25545 -35 -1.23