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個別銘柄戦略:イオンFSやABCマートなどに注目

4日の米株式市場でダウ平均は825.43ドル高(+2.79%)、ナスダック総合指数は+3.33%、シカゴ日経225先物は大阪日中比260円高の27170円。為替は1ドル=144.00~10円。米金融引き締め懸念が一段と後退しており、東エレク、エムスリー、新光電工、Sansanなどのハイテク・グロース株に買いが入りそうだ。OPECプラスで日量200万バレル規模の減産が予想されていることを背景に原油先物価格が大きく持ち直しており、INPEX、石油資源開発、コスモエネHDなども引き続き堅調推移が見込まれる。世界的な景気後退懸念の緩和により、三菱UFJ、信越化学、日本製鉄、コマツなど市況関連株もしっかりとした動きが予想されよう。材料処では、決算銘柄で営業利益が市場予想を上回ったイオンFS、ウエルシアHD、9月既存店売上高が堅調だったABCマート、アダストリア、Uアローズなどにポジティブな反応が予想される。ファーストリテも既存店売上は前年同月比11%増と堅調だったが、客数は減少しており、やや好反応に乏しいか。

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