7日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり32銘柄、値下がり191銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は5日ぶり反落。6日の米株式市場でダウ平均は346.93ドル安と続落。連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げを懸念する売りが続いた。低調な雇用関連指標を受けて長期金利が低下すると一時上昇に転じたが、FRBの3人の高官が揃って利上げ継続の必要性を再主張したことで長期金利が上昇したため結局売りに押された。ナスダック総合指数も-0.67%と続落。米国株安を受けて日経平均は連日の上昇の反動もあり335.38円安と27000円割れからスタート。一方、時間外取引のナスダック100先物などが堅調に推移するなか、日経平均は寄り付き直後から下げ渋る展開となり、その後は緩やかに値戻しが進む展開、前場終盤には27198.91円(112.39円安)まで下げ幅を縮めた。ただ、今晩に米9月雇用統計を控えるなか午後は様子見ムードが広がり、こう着感の強い動きに終始した。
大引けの日経平均は前日比195.19円安の27116.11円となった。東証プライム市場の売買高は11億1196万株、売買代金は2兆7196億円だった。セクターでは海運、保険、機械を筆頭に全般売り優勢の展開となり、上昇したのは陸運、空運の2業種のみとなった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の68%、対して値上がり銘柄は27%だった。
値下がり寄与トップはダイキンとなり1銘柄で日経平均を約21円押し下げた。同2位は東エレクとなり、リクルートHD、TDK、7&iHD、KDDI、信越化などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約5円押し上げた。同2位はソフトバンクGとなり、JR東海、京成、クレセゾン、資生堂、塩野義などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 27116.11(-195.19)
値上がり銘柄数 32(寄与度+17.89)
値下がり銘柄数 191(寄与度-213.08)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 79890 150 +5.14
ソフトバンクG 5504 10 +2.05
JR東海 16940 350 +1.20
京成 4020 60 +1.03
クレセゾン 1823 27 +0.92
資生堂 5236 24 +0.82
塩野義薬 7046 17 +0.58
エーザイ 7806 16 +0.55
ネクソン 2730 8 +0.55
JR東 7663 142 +0.49
スズキ 4825 14 +0.48
三菱倉 3450 25 +0.43
テルモ 4339 3 +0.41
東急 1724 24 +0.41
京王 5370 60 +0.41
小田急 1889 21 +0.36
JR西 5671 101 +0.35
東武 3465 45 +0.31
松井証 783 6 +0.21
三越伊勢丹 1270 6 +0.21
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ダイキン工 23225 -620 -21.23
東エレク 38830 -310 -10.62
リクルートHD 4336 -92 -9.45
TDK 4775 -80 -8.22
7&iHD 5486 -199 -6.81
KDDI 4253 -32 -6.57
信越化 15455 -165 -5.65
アドバンテス 7340 -80 -5.48
エムスリー 4231 -60 -4.93
京セラ 7571 -70 -4.79
トレンド 7740 -120 -4.11
日本電産 8426 -136 -3.73
日産化 6650 -100 -3.42
日東電 8170 -90 -3.08
村田製 7073 -110 -3.01
安川電 4385 -80 -2.74
東京海上 2592 -50 -2.57
三菱商事 4206 -74 -2.53
トヨタ自 1985.5 -14.5 -2.48
HOYA 14880 -145 -2.48