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後場の日経平均は332円高でスタート、郵船やサイバーなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28448.03;+332.29
TOPIX;2022.80;+28.05

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比332.29円高の28448.03円と、前引け(28448.58円)からほぼ横ばいでスタート。ランチタイム中の225先物は28410円~28450円のレンジで横ばい。ドル・円は1ドル=138.70−80円と午前9時頃から50銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況では上海総合指数が小安く推移している一方、香港ハンセン指数は朝方の上昇から失速して前日終値近くでの推移となっている。前日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨において、参加者の多くが利上げペースの減速を支持していたことが判明し、金融引き締め懸念が後退するなか、祝日明けの東京市場では全面的に買いが先行している。一方、日経平均は心理的な節目の28500円近辺では戻り待ちの売りも根強く、朝方の上昇一巡後は膠着感の強い状態が続いている。

 セクターでは海運、卸売、銀行を筆頭に全面高となっていて、石油・石炭製品のみが下落している。東証プライム市場の売買代金上位ではレーザーテック、郵船、サイバーが急伸しており、三菱UFJ、東エレク、三井住友、商船三井、三菱商事、川崎汽船、みずほ、三井物産、東京海上、アドバンテストなども大幅に上昇している。一方、ソフトバンクG、ファーストリテ、トヨタ自、NTT、KDDIは軟調に推移している。

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