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後場の日経平均は104円高でスタート、ファーストリテや任天堂などが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27925.23;+104.83
TOPIX;1952.18;+4.28

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比104.83円高の27925.23円と、前引け(27902.11円)から上げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は27880円−27940円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=136.90−00円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況では、上海総合指数が小安く推移している一方、香港ハンセン指数は軟調となっている。米11月雇用統計に続き、米11月ISM非製造業景気指数も市場予想を大幅に上振れたことで、金融引き締めが長期化するとの懸念が強まっている。米長期金利も反発に転じていて、東京市場ではグロース株を中心に軟調となっている。一方、先週末にかけて日本株の大幅下落につながっていた急速な為替の円高が一服したことや、根強い中国の経済再開期待から、景気敏感株で堅調なものが多く見られている。日経平均は75日移動平均線をサポートラインに反発しているが、25日線が上値抵抗線となり、後場は心理的な節目の28000円手前に戻り一服となっている。

 セクターでは保険、鉄鋼、銀行が上昇率上位となっている一方、鉱業、精密機器、サービスが下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位ではレーザーテック、ファーストリテ、東エレク、NRI、三菱UFJ、任天堂、川崎汽船、三菱重、東京海上、日本製鉄、NTT、ファナック、三菱商事などが上昇している。一方、ソフトバンクG、エーザイ、ソニーG、キーエンス、メルカリ、リクルートHDなどが軟調。

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