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日経平均は225円高でスタート、富士フイルムや邦チタニウムなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28067.37;+225.04
TOPIX;1973.57;+16.24

[寄り付き概況]

 13日の日経平均は225.04円高の28067.37円と反発して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は反発。ダウ平均は528.58ドル高の34005.04ドル、ナスダックは139.12ポイント高の11143.74で取引を終了した。押し目からの買い戻しに、寄り付き後、上昇。その後、NY連銀調査によるインフレ期待が短中期とも低下し、インフレや利上げピーク達成への期待が再燃。終盤にかけ、重要インフレ指標の発表を翌日に控えた買戻しも一段と強まり、上げ幅を拡大し、終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=137円50銭台と昨日15時頃に比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。一方、今晩に11月の米消費者物価指数(CPI)の発表、日本時間15日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を控え、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きがあった。また、日経平均は28000円が心理的な節目として意識されており、ここからの上値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、property technologiesが東証グロースに上場した。

 セクター別では、全業種が値上がり。石油石炭製品、その他金融業、輸送用機器、機械、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、富士フイルム、邦チタニウム、大阪チタ、日立、キーエンス、ホンダ、ダイキン、NRI、東京海上、丸紅、三井物産、武田薬、ソフトバンクG、信越化などが上昇。他方、アドバンテスト、メルカリ、DOWAなどが下落している。

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