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日経平均は28円高、寄り後は一時下げに転じる

日経平均は28円高(9時5分現在)。今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。先週末の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場で株価の支えとなった。また、先週末の日経平均が引き続き75日移動平均線や200日移動平均線を上回って推移したことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあった。一方、主要企業の22年10-12月期決算発表が本格化していることに加え、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や、英中銀の金融政策委員会、欧州中央銀行(ECB)理事会など重要な金融イベントが控えていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。また、日経平均は27500円近辺が心理的な節目として意識されており、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあり、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅に上昇して始まった。寄り後、日経平均は一時下げに転じた。

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