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【市場反応】米・1月CPI、改善基調も予想上回る、ドル乱高下

米1月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.5%と、12月から伸びが拡大し、22年10月来で最大となった。12月分は+0.1%へ、-0.1%から上方修正された。前年比では+6.4%と、12月+6.5%から伸び鈍化も予想を上回った。

連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している変動の激しい燃料や食料を除いたコア指数は前月比+0.4%と、予想や12月の数値に並んだ。前年比では+5.6%と、12月+5.7%から鈍化も予想を上回った。

前年比でのCPI、コア指数は前月から鈍化基調を維持したものの、予想程改善しなかった。このためドルや金利は乱高下。ドル・円は131円52銭から132円90銭のレンジで荒い展開。ユーロ・ドルは1.0721ドルへ下落後、1.0803ドルへ急反発し、1.0770ドルで推移した。

【経済指標】
・米・1月消費者物価指数:前年比+6.4%(予想:+6.2%、12月:+6.5%)
・米・1月消費者物価コア指数:前年比+5.6%(予想:+5.5%、12月:+5.7%)
・米・1月消費者物価指数:前月比+0.5%(予想:+0.5%、12月:+0.1%←-0.1%)
・米・1月消費者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.4%、12月:+0.4%←+0.3%)

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