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NY債券:米長期債相場は反発、イールドカーブはフラットニング

17日の米国長期債相場は反発。リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、「今後の経済指標に対応する柔軟性を保てるよう0.25ポイント刻みの緩やかなペースで利上げを進め、インフレの道筋が一段と明確になった段階でターミナルレートの水準を決定することを支持する」との見方を伝えたことが意識あれたようだ。イールドカーブのフラットニングが観測された。

CMEのFedWatchツールによると、17日時点で3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.75-5.00%となる確率は82%程度。5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%となる確率は75%程度。10年債利回りはアジア市場で一時3.925%近辺まで上昇したが、米国市場で反落し、一時3.809%近辺まで低下。取引終了時点にかけて3.815%近辺で推移した。

イールドカーブは、フラットニング気配で推移。2年-10年は-79.60bp近辺、2-30年は-74.60bp近辺で引けた。2年債利回りは4.61%(前日比:-4bp)、10年債利回りは3.81%(前日比-6bp)、30年債利回りは、3.86%(前日比:-6bp)で取引を終えた。

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