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3月1日のNY為替概況

 1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円40銭から136円33銭まで上昇し引けた。
米2月ISM製造業景況指数は予想を下回ったが、同指数の仕入れ価格が予想を上回り昨年9月来初めて50を上回り根強いインフレが示唆されたほか、、米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を受けて金利先高観を受けたドル買いが再開した。

ユーロ・ドルは、1.0691ドルまで上昇後1.0644ドルまで反落し、引けた。スペインやフランスに続きドイツの2月インフレ加速で欧州中銀の追加利上げ観測を受けたユーロ買いに拍車がかかった。その後、米金利上昇に伴うドル買いに押された。

ユーロ・円は144円60銭から145円29銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に伴うユーロ買い・円売りが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.2074ドルから1.1965ドルまで下落。

ドル・スイスは、0.9350フランから0.9429フランまで上昇した。
 
【経済指標】
・米・1月建設支出:前月比―0.1%(予想:+0.2%、12月:-0.7%←-0.4%)
・米・2月ISM製造業景況指数:47.7(予想:48.0、1月:47.4)
・米・2月製造業PMI改定値:47.3(予想:47.8、速報値:47.8)

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