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【市場反応】米2月雇用統計、失業率は上昇、賃金は低下でドル反落

米労働省が発表した2月雇用統計で失業率は3.6%と、予想外に1月から上昇した。
また、2月非農業部門雇用者数は前月比+31.1万人と伸びは1月+50.4万人から鈍化も予想+22.5万人は上回った。12月、1月2カ月分で3.4万人下方修正された。1月+50.4万人と+51.7万人から下方修正。12月分は26万人から23.9万人に下方修正された。

平均時給は前月比+0.2%と1年ぶりの低い伸び。前年比+4.6%と、伸びは1月+4.4%から拡大したものの予想を下回った。労働参加率は62.5%と、62.4%から予想外に上昇。不完全雇用率は6.8%と、6.6%から上昇し昨年8月来で最高となった。

賃金の伸び鈍化や失業率の上昇で米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測が後退。2年債利回りは18BP低下した。米株先物は上昇に転じた。

ドル売りが強まり、ドル・円は136円80銭から135円82銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0580ドルから1.0644ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・2月失業率:3.6%(予想:3.4%、1月:3.4%)
・米・2月非農業部門雇用者数:+31.1万人(予想:+22.5万人、1月:+50.4万人←+51.7万人)
・米・2月平均時給:前年比+4.6%(予想:+4.7%、1月:+4.4%)

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