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大阪金見通し:上昇か、安全資産へ資金向かう流れ続くが上値は重い展開へ

大阪取引所金標準先物 24年2月限・夜間取引終値:8196円(前日日中取引終値↓5円)

・想定レンジ:上限8260円-下限8160円

16日の大阪取引所金標準先物(期先:24年2月限)は上昇しそうだ。金融システム不安定化への懸念が払しょくされず、安全資産としての金に資金が向かう流れが継続するとの見方が強い。一方、金の価格決定要因として注目されるドル相場は、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが昨日の海外市場で上昇し、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいにくくなる要因となっている。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢ながら、下上値は重い展開となりそうだ。

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