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日経平均は62円安、寄り後は底堅く推移

日経平均は62円安(9時5分現在)。金融システム不安などが要因となり、先週末の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなったことに加え、外為市場で1ドル=132円30銭台と先週末17日15時頃に比べ70銭ほど円高・ドル安方向に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。また、先週末の日経平均が300円を超す上げとなったことから、短期的な戻り待ちの売りも出やすく、さらに、明日21日は東京市場が休場となることから積極的な買いを見送る向きもあった。一方、金融システム不安が継続しているが、スイスUBSが経営危機に陥っていたスイスのクレディ・スイス買収で合意したとの発表や、日米欧の6中央銀行が協調して市場へのドル供給を強化すると発表したことを受け、不安感がやや後退したが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は底堅く推移している。

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