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ベイシス Research Memo(2):デジタル社会をインフラで支える「インフラテック事業」を展開

■会社概要

1. 会社概要
ベイシスは、日本全国で基地局の工事やWi-Fi機器の設置といった通信インフラの構築・運用を手掛ける独立系の通信エンジニアリング企業である。プロジェクトを管理する上流工程から、下流工程であるフィールド対応までサービス提供する。

「インフラ構築・運用ノウハウ」に、最先端の「テクノロジー」を掛け合わせることで、インフラ業界のDXを推進し、同業界を変革する「インフラテック事業」を展開している。世界をリードする情報通信社会の実現とサステナブルな社会づくりに貢献することを目指している。自社開発のクラウド施工管理システム「BLAS」は、作業員の情報や工程の進捗などの情報を一元管理できるほか、AIによる画像認識で作業ミスも防ぐことが可能であり、生産性を大きく向上させる。また、従来のインフラ構築における様々な課題を解決し、IoTを活用したスマートインフラを構築する際の機器設置や工程管理、施工後の運用・保守をワンストップで依頼できるプラットフォーム「SmaSetchi(スマセッチ)」を提供している。モバイルエンジニアリングサービスによる安定成長に加えて、IoTエンジニアリングサービスが第2の柱として成長している。

2. 沿革
2000年7月に(有)サイバーコネクションとして広島で設立し、モバイルエンジニアリングサービスを経営基盤としながら事業を展開している。2011年11月には(株)サイバーコネクションエンジニアリング(のちの ベイシスエンジニアリング(株))を設立した。2012年8月に(株)CCソリューション(のちの ベイシスソリューション(株))、(株)CCアドバンス(のちの ベイシスアドバンス(株))を設立した。2013年7月にはベイシスエナジーシステム(株)(のちの ベイシスイノベーション(株))を設立した。2015年4月からはインフラエンジニアリング事業をIT等のテクノロジーを活用したインフラテック事業として拡大している。2017年にはグループ会社の統合によるグループ1社化体制を進め、ベイシス株式会社に社名を変更した。2020年以降、全国主要都市に7拠点を構え、インフラ構築×テクノロジーを軸としたインフラテック事業で、業界のDXを推進する企業として地位を確立している。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

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