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後場の日経平均は129円高でスタート、ゼンショーHDやダイキンなどが高い

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27647.53;+129.28
TOPIX;1978.03;+11.36

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比129.28円高の27647.53円と、前引け(27625.99円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は27340円-27390円のレンジでやや強含み。ドル・円は1ドル=131.70-80円と午前9時頃から70銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟み一進一退となっている一方、香港ハンセン指数は一時3%を超す大幅高となった後、2.0%ほど上昇した水準で推移している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。ダウ平均先物が時間外取引で堅調なことや、外為市場で円安・ドル高方向に振れていることが株式市場で安心感となっているようだ。また、前場に続き配当や株主優待目的の買いが期待できるとの見方に加え、大引けにかけて配当再投資に絡む株価指数先物の買いが入るとの観測も株価支援要因となっているもよう。一方、月末にかけて、裁定取引の解消売りや、年金基金等のリバランス(資産配分の再調整)売り、日経平均の採用銘柄入れ替えに伴う売りが出るとの指摘もあり、積極的な買いを見送る向きもあるようだ。

 セクターでは、ゴム製品、鉱業、輸送用機器が上昇率上位となっている一方、海運業1業種が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクG、レーザーテック、ゼンショーHD、ダイキン、武田薬、JR西、日本電産、SMC、ファーストリテ、トヨタが高い。一方、東エレク、第一三共、郵船、ゆうちょ銀行、7&iHD、アドバンテスト、SBI、川崎船、商船三井、みずほが下落している。

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