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3月29日のNY為替概況

 29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円15銭から132円76銭まで上昇して引けた。

米2月中古住宅販売成約指数が予想外に3カ月連続でプラスを維持したことを好感したドル買いや月末・期末に向けたドル買いが優勢となった。また、金融混乱への脅威が緩和したためリスク回避の円買いも後退。

ユーロ・ドルは、1.0860ドルから1.0823ドルまで下落し、引けた。
欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーン理事がユーロ圏のインフレが年末に急低下する見通しを示したほか、初期の生産段階でインフレの転換点が見られた、との発言を受けてECBの利上げ停止も近いとの見方にユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は143円91銭へ上昇後、143円20銭まで反落。

ポンド・ドルは、1.2345ドルから1.2303ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9213フランまで上昇後、0.9184フランまで下落した。

【経済指標】
・米・2月中古住宅販売成約指数:前月比+0.8%(予想:-3.0%、1月:+8.1%)

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