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個別銘柄戦略:吉野家HDや新日電工などに注目

昨日29日の米株式市場でNYダウは323.35ドル高の32717.60、ナスダック総合指数は210.16pt高の11926.24、シカゴ日経225先物は大阪日比215円高の27805円。為替は1ドル=132.60-70円。今日の東京市場では、23年2月期業績見込中みを上方修正した吉野家HD、発行済株式数の5.38%の自社株消却を発表した日本郵政、発行済株式数の2.66%の自社株消却を発表したコンコルディア、発行済株式数の6.66%の自社株消却を発表した新日電工、所有不動産を売却すると発表したアステナHD、東証スタンダードでは、23年2月期に特別配当を実施し前期比増配とすると発表したセキチュー、投資有価証券売却益見込み額2.48億円を特別利益に計上する予定と発表した北海コカ、販売用不動産を売却すると発表した青山財、所有不動産を譲渡すると発表したアールシーコアなどが物色されそうだ。一方、23年3月期業績予想を下方修正したゼンリン、23年3月期純利益予想を下方修正したオリンパス、23年3月期営業利益と経常利益予想は上方修正だが純損益予想を下方修正した日野自、減損損失と固定資産撤去損失引当金繰入額あわせて18.10億円を特別損失に計上すると発表した京王、マルチアセットファンド償還損9億円と債券売却損16億円を計上すると発表したスルガ銀などは軟調な展開が想定される。

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