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後場の日経平均は245円安でスタート、ゼンショーHDや商船三井などが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27638.75;-245.03
TOPIX;1974.43;-21.05

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比245.03円安の27638.75円と、前引け(27681.32円)から下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は27630円27690円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=132.60-70円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数、香港ハンセン指数ともに上昇して始まった後に下げに転じ、上海総合指数は0.3%程度、香港ハンセン指数は0.5%程度、それぞれ下落している。後場の日経平均は、次第に下げ幅を広げた前場の流れを引き継ぎ、前引けに比べやや下落幅を拡大してスタートした。今日は3月期末の権利落ち日で、配当落ちの影響はQUICKの試算で日経平均を257円程度下押しする見込み。昨日まで配当や株主優待狙いで買われた銘柄が軟調な展開となっている。一方、日経平均27600円台前半に位置する25日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの下値は限定的との見方もあり、下値を売り急ぐ動きは見られないようだ。

 セクターでは、海運業、証券商品先物、石油石炭製品が下落率上位となっている一方、ゴム製品、空運業、精密機器が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ゼンショーHD、川崎船、商船三井、日本郵政、ソフトバンク、ゆうちょ銀行、郵船、ソフトバンクG、KDDI、オリックスが下落。一方、第一三共、OLC、レーザーテック、ソニーG、メルカリ、JT、ルネサス、ブリヂストン、ファーストリテ、ANAが上昇している。

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