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【市場反応】米3月ISM非製造業景況指数/サービス業PMI改定値、予想下回りドル続落

米3月ISM非製造業景況指数は51.2と2月55.1から予想以上に悪化し、50を割り込んだ昨年12月来で最低となった。仕入れ価格は59.5と、65.6から低下し20年7月来で最低。雇用は51.3と、54から低下も3カ月連続で活動の拡大となる50を上回った。

事前に発表された米3月サービス業PMI改定値は52.6と、予想外に速報値53.8から下方修正された。2月50.6からは上昇。同月総合PMI改定値は52.3と、予想外に速報値53.3から下方修正された。2月50.1からは上昇した。

予想を下回った結果を受けて追加利上げ観測が後退し米国債相場は続伸。10年債利回りは3.26%まで低下した。ドル売りもさらに加速し、ドル・円は131円52銭から130円64銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0970ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・3月ISM非製造業景況指数:51.2(予想:54.4、2月:55.1)
・米・3月サービス業PMI改定値:52.6(予想:53.8、速報値:53.8)
・米・3月総合PMI改定値:52.3(予想:53.3,速報値:53.3)

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