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【市場反応】米Q1ECIは予想上振れもコアPCEは予想に一致、ドルじり高

米3月個人所得は前月比+0.3%と、伸び鈍化予想に反し2月と同水準を維持した。また、3月個人消費支出(PCE)は前月比でマイナス予想に反し横ばい。2月+0.1%からは伸びが鈍化。また、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目している変動の激しい燃料や食品を除いたコアPCE価格指数の3月分は前年比+4.6%と、2月+4.7%から伸びが鈍化。ただ、2月分は+4.6%から上方修正された。

米・1-3月期雇用コスト指数は前期比+1.2%と、10-12月期+1.1%から予想外に伸びが加速した。昨年4-6月期以来で最大の伸びとなった。

1-3月期雇用コスト指数は予想を上回る伸びとなったもののコアPCEが想定内で、米国債相場は堅調。10年債利回りは3.444%まで低下。ドル・円は136円42銭まで上昇後、136円05-10銭で伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.0994ドルへ上昇後、1.0963ドルまで下落した。

【経済指標】
・米・1-3月期雇用コスト指数:前期比+1.2%(予想:+1.1%、10-12月期:+1.1%←+1.0%)
・米・3月コアPCE価格指数:前年比+4.6%(予想:+4.6%、2月:+4.7%←+4.6%)
・米・3月個人所得:前月比+0.3%(予想:+0.2%、2月:+0.3%)
・米・3月個人消費支出(PCE):前月比0%(予想:-0.1%、2月:+0.1%←+0.2%)

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