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NY為替:ドル・円は一時137円54銭、米金融不安緩和で5月追加利上げが確実視される

1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円69銭から137円54銭まで上昇し、137円48銭で引けた。JPモルガン銀による地銀ファーストリパブリック買収で金融混乱が終焉に近づいたとの見方が強まった。また、米4月ISM製造業景況指数が予想以上に改善、同指数の支払い価格が低下予想に反し上昇し活動の拡大域となる50以上を回復、昨年7月来で最高となったため米連邦準備制度理事会(FRB)の5月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げを確実視する金利上昇にドル買いが加速。日米金利差拡大観測に円売りも強まった。

ユーロ・ドルは、1.1035ドルから1.0964ドルまで下落し、1.0976ドルで引けた。ユーロ・円は150円96銭まで上昇後、150円64銭まで弱含んだのち、再び上昇した。日欧金利差拡大観測にユーロ買い・円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2560ドルから1.2481ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.8915フランから0.8967フランまで上昇した。

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