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5月2日のNY為替概況

 2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、137円60銭から136円32銭まで下落し、引けた。

米3月JOLT求人件数が21年4月来で最低となったほか、地銀ファーストリパブリックの破綻、JPモルガンによる買収後も地銀の健全性を巡る不安が払しょくできず、景気見通しが悪化、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測後退で金利低下に伴うドル売り、リスク回避の円買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0942ドルまで下落後、1.1007ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は150円94銭から149円84銭まで下落。リスク回避の円買いが加速。

ポンド・ドルは、1.2436ドルまで下落後、1.2490ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.8993フランから0.8927フランまで下落。安全通貨としてのフラン買いが強まった。

 

【経済指標】
・米・3月JOLT求人件数:959万件(予想:973.6万件、2月:997.4万件←993.1万件)
・米・3月製造業受注:前月比+0.9%(予想:+1.2%、2月:-1.1%←-0.7%)
・米・3月耐久財受注改定値:前月比+3.2%(予想+3.2%、速報値:前月比+3.2%)
・米・3月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.2%(予想+0.3%、速報値:+0.3%)
・米・3月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比-0.5%(速報値:-0.4%)

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