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日経平均は37円安でスタート、ソフトバンクGやサカタのタネなどが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31196.24;-37.30
TOPIX;2156.37;-4.28

[寄り付き概況]

 30日の日経平均は37.30円安の31196.24円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日29日の米株式市場は戦没者追悼記念日の祝日のため休場。欧州の株式市場は、英市場は休場、独DAXが0.19%安、仏CAC40が0.20%安だった。

 今日の東京株式市場はやや売りが先行した。昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、日経平均は高値警戒感が継続しており、また、日経平均が昨日までの3日間で500円を超す上昇となったことから、短期的な過熱感も意識され、利益確定売りが出やすかった。一方、海外投資家などによる日本株の見直し買いが続くとの見方が継続し、株価下支え要因となった。また、昨日の日経平均は朝方の買い一巡後は伸び悩んだものの、後場は下値の堅い展開となったことから、ここからの下値は限定的との見方もあり、寄り後、日経平均は上げに転じた。なお、取引開始前に発表された4月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比0.2ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.7%だった。また、4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.32倍で前月と同水準。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.32倍だった。

 セクター別では、金属製品、保険業、水産・農林業、建設業、パルプ・紙などが値下がり率上位、海運業、精密機器、鉄鋼、医薬品、銀行業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG、サカタのタネ、クボタ、三菱重、花王、クリエイトSD、三井物、住友商、伊藤忠、東京海上、ソフトバンク、OLC、アドバンテスト、SUMCOなどが下落。他方、川崎船、郵船、第一三共、神戸鋼、レーザーテック、三菱UFJ、HOYA、オリンパス、ファーストリテ、東エレクなどが上昇している。

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