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USENNEX Research Memo(12):グループ全体でセキュリティリスク低減に努める

■情報セキュリティ

USEN-NEXT HOLDINGSは個人情報保護の体制強化と教育を継続して実施しているが、完全な保護を保証できるものではない。外部からの不正アクセスやシステム不具合、内部犯行、人的ミス、預託先や提供先の管理ミスなどによる個人情報漏えいのリスクは常に存在している。このため同社は、より積極的な情報セキュリティ対策として、情報システムをデータセンター内で管理し、ファイアウォールの構築とWebアプリケーションの脆弱性診断を継続して実施している。また、働き方改革の一環として個人にノートパソコンとスマートフォンを配布している。ノートパソコンはセキュリティチップ(TPM)を搭載したものを使用し、スマートフォンはモバイル端末管理(MDM)を利用している。さらに、安全・安心に利用できるサービスを提供するため、同社を中心に「Usirt(ユーサート)」を設立し、計画的に外部による監査を実施することで、グループ全体でセキュリティリスクを減らしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

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