8日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり78銘柄、値下がり147銘柄、変わらず0銘柄となった。
日経平均は続落。7日の米株式市場でダウ平均は91.74ドル高と続伸。目新しい材料がないなか、前日に続き医薬品などディフェンシブ銘柄が売られた一方、出遅れ感のあった景気敏感株の買いが目立った。一方、大型ハイテク株が総じて売られ、ナスダック総合指数は－1.29％と反落。米ハイテク株安を受けて日経平均は35.95円安からスタート。下げ渋って一時は32000円を回復する場面があったが、値がさ株を中心に売りが強まるなか、前引けにかけては再び失速し、32000円を割り込んだ。午後は短期筋の売りが加速し、一段安で始まると31500円を割れる場面が見られた。一方、大引けにかけては買い戻しが入り、下げ幅を縮めた。
大引けの日経平均は前日比272.47円安の31641.27円となった。東証プライム市場の売買高は13億4214万株、売買代金は3兆7169億円だった。セクターでは精密機器、情報・通信、その他製品が下落率上位に並んだ一方、海運、電気・ガス、石油・石炭製品が上昇率上位に並んだ。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の69％、対して値上がり銘柄は27％だった。
値下がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約28円押し下げた。同2位はソフトバンクGとなり、ファナック、ダイキン、信越化、ネクソン、HOYAなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはエーザイとなり1銘柄で日経平均を約23円押し上げた。同2位はアドバンテとなり、日立建機、川崎船、JR東海、日揮HD、ルネサスなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 31641.27(-272.47)
値上がり銘柄数 78(寄与度+50.27)
値下がり銘柄数 147(寄与度-322.74)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
エーザイ 10305 707 +23.96
アドバンテス 17350 100 +6.78
日立建機 3764 60 +2.03
川崎船 3325 114 +1.16
JR東海 17570 340 +1.15
日揮HD 1819.5 33.5 +1.14
ルネサス 2405.5 27.5 +0.93
三井物産 4826 23 +0.78
スクリーンHD 15015 115 +0.78
伊藤忠 5159 21 +0.71
商船三井 3285 68 +0.69
三菱商事 6075 20 +0.68
郵船 3096 65 +0.66
コマツ 3502 16 +0.54
丸紅 2123.5 14.5 +0.49
MS＆AD 5072 41 +0.42
出光興産 2875.5 28 +0.38
アサヒ 5481 11 +0.37
東急 1817 21.5 +0.36
日ハム 3878 21 +0.36
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 33730 -280 -28.47
ソフトバンクG 5912 -88 -17.89
ファナック 4967 -97 -16.44
ダイキン工 27820 -420 -14.23
信越化 4453 -81 -13.72
ネクソン 2747.5 -194 -13.15
HOYA 17045 -690 -11.69
中外薬 3865 -106 -10.78
NTTデータ 1978.5 -52.5 -8.90
エムスリー 3150 -104 -8.46
キーエンス 66990 -2410 -8.17
コナミG 7353 -238 -8.07
トレンド 6760 -235 -7.96
ソニーG 13380 -225 -7.62
オムロン 8647 -216 -7.32
バンナムHD 3352 -61 -6.20
安川電 6184 -179 -6.07
オリンパス 2165.5 -38.5 -5.22
京セラ 7741 -75 -5.08
太陽誘電 4260 -150 -5.08