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後場の日経平均は172円安でスタート、神戸物産や川崎船などが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39568.01;-172.43
TOPIX;2725.81;+3.82

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比172.43円安の39568.01円と、前引け(39596.29円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は39290円-29380円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=149.20-30円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が概ね小幅安水準で推移し0.2%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で推移し0.6%ほど下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。その後、後場寄り後に、日銀がマイナス金利政策の解除を決定したことが伝わり、日経平均は上げに転じた。マイナス金利政策の解除は事前に報じられていたこともあり、株価押し下げ要因とはならず、あく抜け感から買い優勢の展開となったようだ。ただ、日経平均は昨日、すでに大幅高となったことから、上値追いの動きとはなっていない。

 セクターでは、海運業、精密機器、医薬品が下落率上位となっている一方、鉱業、不動産業、その他金融業が上昇率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、三井E&S、神戸物産、イビデン、川崎船、郵船、アドバンテスト、商船三井、ルネサス、東電力HD、ファーストリテが下落。一方、さくら、ニデック、日立、三井不、INPEX、デンソー、レーザーテック、楽天グループ、ソフトバンク、ゆうちょ銀行が上昇している。

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