三機工業は9日、日水コン、明電舎、ユニアデックス、NSCテック、東北大学大学院工学研究科及び宮城県仙台市と共同で「令和6年度国土交通省B-DASH(FS調査)」に応募し、採択されたことを発表。
本研究では、ウイルスよりも高濃度で下水中に存在する感染症関連タンパク質バイオマーカーのセンサ技術を開発し、IoT技術の融合による下水からのリアルタイム感染症情報モニタリングを実現する。
本研究の成果は、従来手法と比較してリアルタイム性とコスト面におけるメリットが大きく、下水情報活用の定着と水平展開が期待できるものと考えている。同社を含む共同研究体は、今後も下水情報の更なる高付加価値化を目指し、様々な分野で社会解決への貢献に取り組んでいく。