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日経平均は319円高でスタート、ルネサスやLINE ヤフーなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;37871.92;+319.76
TOPIX;2678.83;+12.60

[寄り付き概況]

 24日の日経平均は319.76円高の37871.92円と3日続伸して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は263.71ドル高の38503.69ドル、ナスダックは245.33ポイント高の15696.64で取引を終了した。4月PMI速報値が予想外に悪化したため利下げ期待が再燃し、長期金利低下に伴い買われ、寄り付き後、上昇。金利先安観や主要ハイテク企業の決算を期待した買いにナスダックも上昇し、相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.59%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.21%上昇と、ダウ平均(0.69%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、今週から内外企業の決算発表が本格化することから、好決算や好業績が期待される銘柄への物色意欲が高まり、株価下支え要因となった。一方、日経平均は昨日までの続伸で480円を超す上げとなったことから、戻り待ちの売りが出やすかった。また、引き続き為替介入への警戒感が強く、買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、レジルが東証グロースに上場した。

 セクター別では、精密機器、電気機器、鉱業、機械、ガラス土石製品などが値上がり率上位、空運業、ゴム製品、陸運業、非鉄金属、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス、ローツェ、LINE ヤフー、シマノ、HOYA、東エレク、スクリーンHD、ディスコ、アドバンテスト、日立、ソシオネクスト、ソフトバンクGなどが上昇。他方、レゾナック、ニデック、北海電力、アステラス薬、東電力HD、川崎船、KDDI、任天堂、アサヒなどが下落している。

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