12日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり35銘柄、値下がり188銘柄、変わらず2銘柄となった。
前日11日の米国株式市場はまちまち。消費者物価指数(CPI)がイラン戦争前のインフレ鈍化基調を証明した。その後、各国が最大規模の石油備蓄放出で合意したものの、原油価格が下げ止まり、長期金利が引き続き上昇したため、警戒感に売られた。プライベートクレジット懸念もくすぶり終日戻りが鈍い展開となったが、半導体エヌビディアなどが買われナスダックは上昇した。米株市場を横目に、本日の日経平均は3日ぶり反落して取引を開始した。前場中ごろにかけてじりじりと下げ幅を縮小したが買いは続かず、再度下げ幅を広げる展開となった。終盤にかけて54500円手前まで値を戻して取引を終了した。日経平均は昨日までの続伸で2300円近く上昇したことから、短期的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、引き続き米国・イスラエルとイランの動向を巡る先行き不透明感を背景にインフレ再燃への懸念が広がったほか、米国のプライベートクレジットを巡る不透明感も依然として国内の投資家心理を慎重にさせた。
大引けの日経平均は前営業日比572.41円安の54452.96円となった。東証プライム市場の売買高は25億9180万株、売買代金は7兆4071億円だった。業種別では、不動産業、その他金融業、水産・農林業を筆頭に多くの業種が下落した一方で、鉱業、その他製品、電気・ガス業の3業種のみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は6.5%、対して値下がり銘柄は92.4%となっている。
値下がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約112円押し下げた。同2位はアドバンテストとなり、東エレク、京セラ、豊田通商、アステラス薬、KDDIなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約131円押し上げた。同2位は信越化となり、TDK、任天堂、三菱重、大塚HD、第一三共などがつづいた。
*15:30現在
日経平均株価 54452.96(-572.41)
値上がり銘柄数 35(寄与度+231.41)
値下がり銘柄数 188(寄与度-803.82)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 65170 1640 131.56
信越化 6401 251 41.95
TDK 2172.5 17 8.52
任天堂 10150 218 7.29
三菱重工業 4781 165 5.52
大塚HD 11020 140 4.68
第一三共 2900 45.5 4.56
イオン 2029 42 4.21
コナミG 20425 80 2.67
ソニーG 3459 13 2.17
川崎重工業 16715 615 2.06
日立製作所 4926 60 2.01
レーザーテック 36350 150 2.01
INPEX 4299 128 1.71
フジクラ 25700 50 1.67
日本製鋼所 9844 203 1.36
エムスリー 1637 16.5 1.32
IHI 3824 43 1.01
安川電機 4675 26 0.87
三菱電機 5523 24 0.80
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 3748 -140 -112.31
アドバンテ 24500 -385 -102.95
東エレク 39750 -780 -78.22
京セラ 2569 -72 -19.25
豊田通商 6354 -188 -18.85
アステラス製薬 2372.5 -97 -16.21
KDDI 2626.5 -35.5 -14.24
住友不動産 4793 -199 -13.30
三井物産 5792 -176 -11.77
住友電気工業 10365 -350 -11.70
セコム 5876 -153 -10.23
三菱商事 5120 -100 -10.03
日産化学 6278 -266 -8.89
イビデン 7666 -131 -8.76
日東電工 3303 -51 -8.52
三井不動産 1869.5 -78.5 -7.87
スズキ 2036.5 -58 -7.75
ディスコ 71240 -1130 -7.55
SCREEN 19095 -555 -7.42
ニトリHD 2751.5 -88.5 -7.40